ドライマウス | 八王子市大塚の歯医者 入れ歯・インプラント・矯正 あきいけ歯科

ドライマウス

2023年10月8日

これらの症状にあてはまる方は「ドライマウス」かもしれません。

  • 口の中がネバつき話にくい
  • 喉が渇く
  • 常に口を開けている
  • 口呼吸をしている
  • 口内炎が頻繁にできる
  • 口の中が傷つきやすい
  • 水分の少ない食べ物が飲み込みにくい
  • 口の中や舌がヒリヒリ、ピリピリする
  • 笑うと唇が前歯にくっつき戻らない
  • 口臭を指摘される
  • 舌がひび割れている
  • タバコを吸っている

 

ドライマウスとは、口の中の唾液が少なくなり乾燥する状態で「口腔乾燥症」ともいいます。

ストレスや薬の副作用などで口の中が乾燥し、他の疾患の一症状として現れることもあります。

 

ドライマウスによって唾液の分泌量が減ることで、口の中が潤わずネバネバした感じになり、パンなどの乾いた食べ物が食べにくくなります。

唾液には、口の中を潤す事の他にも様々な働きがあり、唾液分泌量の低下によってむし歯の発生が増加するなど、様々な問題が発生します。

>>唾液の役割へ

さらに舌のひび割れや痛み・口臭の悪化・摂食障害・味覚障害・発音障害などが現れることがあります。

 

ドライマウスは女性に多い症状といわれており、薬の副作用やストレス・緊張による交感神経の刺激で唾液の分泌量が少なくなることで起こります。

 

 

ドライマウスの原因

ドライマウスは歳をとると起こりやすく「加齢現象」として、あきらめられがちですが、実は生活習慣が原因になっていることが多いと言われています。

 

過剰なストレス

人はストレス状態になると、自律神経の働きにより唾液の分泌が抑制され、お口の中が乾いてしまいます。

睡眠不足も自律神経を乱れさせる原因となります。

 

喫煙、アルコール、カフェインの摂りすぎ

タバコを吸うと、自律神経の働きにより唾液の分泌が低下して、お口が乾きます。

また、アルコール類やカフェインには利尿作用がありますので、お口の中が乾いてしまいます。

 

薬の副作用

薬には大抵どんな薬にも副作用がありますが、なんと薬の80%くらいは副作用として「口が乾燥する」という症状を起こすことがわかっています。

特に女性の場合、更年期障害の薬として出される抗うつ剤の副作用で口が乾燥する人が多いとされています。

口の乾きが起こりやすい薬は以下の4つです。

  • うつなど向精神薬
  • 抗アレルギー薬(花粉症など)
  • 循環器系の薬
  • 気管支拡張など呼吸器の薬

 

口呼吸

こちらは唾液の分泌が減るというよりも、口で呼吸をすることで口の中が乾いてしまうことで起こります。

歯並びが原因で口が閉められない、アレルギー性鼻炎などが原因で鼻が詰まっている、マスクで息苦しい、口周りの筋肉が衰えているなどが原因で口呼吸をしていると、口が乾きドライマウスとなります。

正常な呼吸方法は「鼻呼吸」です。

「口呼吸」は口の乾燥以外にも多くの問題を起こします。

>>口呼吸と鼻呼吸へ

 

会話の減少

最近では、スマホやタブレット、パソコンなどでコミュニケーションを取る人が増えており、会話をすることが少なくなっています。

喋らないと口の筋肉が使われず、唾液が出にくくなります。

歌を歌うことや、口や舌を動かすトレーニングが効果的です。

 

全身的な病気の影響

糖尿病や腎不全の影響でドライマウスを起こしやすくなります。

また、シェーグレン症候群によっても唾液の分泌が引き起こされます。

*シェーグレン症候群とは、免疫のバランスが崩れることによって涙や唾液を産生する涙腺・唾液腺などの臓器を攻撃し、眼乾燥(ドライアイ)や口腔乾燥(ドライマウス)を主にきたす病気のこと。自己免疫性疾患(免疫の異常によって自分自身を攻撃してしまう病気)の一種。

 

加齢現象

唾液の分泌の低下は加齢現象でも起こります。そのため、年齢を重ねるにつれ、誰にでも起こる可能性があります。

 

 

簡単なドライマウスの対策

ドライマウスは唾液量を多くすることで改善できます。

 

お口の乾きを促す飲食を控えましょう

塩分やカフェイン、アルコールは利尿作用があり、身体の水分量を減らしてしまうためお口の渇きを促進させてしまいます。

また、香辛料や油っこい食べ物も避けた方がよいでしょう。

 

タバコを控えましょう

タバコにはお口の粘膜を炎症させる物質が存在します。

お口の中が渇くだけでなく、刺激により食事が取りにくくなるなど様々な問題を起こします。

 

お口を意識的に動かしましょう。

マッサージを行ったり舌を意識的に動かしたりすることで、唾液量を増やすことができます。

※口腔がん治療、不整脈、血栓症、動脈硬化に該当する方は控えるか、主治医に相談の上行ってください。

 

食べ物で唾液を分泌させましょう

唾液が出る食べ物と言えば、酸っぱいものが思い浮かびますが、酸っぱいものの摂りすぎは歯を溶かす「酸蝕症」を引き起こしてしまうことがあるので摂りすぎは禁物です。

のど飴も考えられますが、糖分が長時間口の中に滞在することでむし歯のリスクが非常に高まります。

そこで、酸っぱいもの以外に唾液を分泌させるものとしてお勧めなのが「ガム」です。

 

ガムを噛むことで、咬筋(噛む筋肉)が動き、唾液腺が刺激されることで唾液が出ます。

これだけで随分ドライマウスが改善する人もいます。

しかし、砂糖入りのものでは糖分が虫歯の原因になってしまう恐れがあります。

そのため、糖分を含まないガムを噛むのがオススメです。

 

キシリトールガムの場合、市販のものは糖分が含まれているため、歯科で購入できる「キシリトール100%」のものがオススメです。

特に食後にキシリトールガムを噛むことを続けることによって、虫歯予防効果が高まると言われていますので、毎食後に噛んでみてはいかがでしょうか。

同様にキシリトールタブレットも有効です。

 

キシリトールの他にも、カルシウムとフッ素により、歯の再石灰化を促進する「Pos-Ca F」ガムもオススメです。

むし歯を作らないだけでなく、歯を強くする助けになるため、永久歯に生え変わるお子さんにも効果的です。

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