2009.06.14に六本木の「東京ミッドタウン」で「第2回 ITI(インプラント)メンバーミーティング」があり、私も昨年メンバーになり、今回初めて参加してきました。新しいコンセプトの製品がいくつか紹介されていました。
インプラントに関しては「ボーンレベル」という2回法のインプラントで、今までの1回法のティシュレベルと比較して研摩面がないので骨の吸収が最小限に抑えられるので興味深かったです。しかし、骨の近くにマージンがくるのでメンテしにくい形になり、複雑になってしまうので、医院サイドが今まで以上に大変になると感じました。ただし、SLActiveといい組織との親和性ががかなり向上していてインテグレーションがもっと早くなっている(今は6Wでインテグレーション可能)のにはびっくりしました。さらにもっと研究されていて「Ti]と「ジルコニア」のコンポジットタイプのインプラントが研究中です。強度も組織親和性も向上しています。どこまで進んでいくのでしょう。それに関連して、組織再生療法に使用されてきたメンブレンに変わるジェルも開発中で操作性も良く、早く使用できるようになり、プラスして骨補填材も開発されていて、発売になるとインプラントの適応症が広がり、もっと多くの人にインプラントが安心して受けていただけるようになります。待ちどうしいですね。
その他補綴関連、画像関連の紹介もありました。
一番のメインは今回出版された「インプラントの関するプロトコールマニュアル」の本がもっとすばらしく、どんなインプラントシステムにも応用できるので、多くの先生たちが参考にされると、もっとインプラントの成功率が上がり、患者さんにメリットがでてくるでしょう。今まで以上に安心してインプラントを受けていただけるようになると思います。それにより、患者さんのQOLが上がり、おいしいものが食べられて、幸せな生活が送れるようになるでしょう。
今までは、仕事を頑張ってやってきて、いざ楽しい老後をと思いきや歯がなくて、食事ができない。顎の骨も歯を抜いた後のことも考えずに抜かれるため、骨も吸収が進み、あわない入れ歯を入れてさらに骨が吸収する。ということが日本の歯科医療でした。そのため1986年から2004年までの約20年間で日本は平均で8004から8009まで、5本しか上昇できなかったのです。歯を残せなかったのです。もっと真剣に考えないといけないですね。
そうなることを予防できるのが今のインプラントシステムです。良いインプラントシステムを選択して患者さんの利益になるようにしていきたいですね。

